Airbnb(エアビーアンドビー)が日本で格安民泊を広げたおかげで、高級志向の物件もどんどん広がりつつあるようです。
民泊代行会社が買収されました。業界に大手企業が参入してきています。
企業のターゲットは安物物件ではなく、高級志向にしぼっているようです。
おそらく、180日以下の営業日数規制がかかっている状態でも、利益が出る物件に絞ってきていると思います。
株式会社アエリアが買収
オンラインコンテンツ事業やITサービス事業を展開する東証ジャスダック上場の株式会社アエリアが民泊運営代行サービス「Twist」を展開するTWIST合同会社を買収した。
TWISTとは
Twistは、2015年12月に設立された会社で民泊プラットフォームのAirbnbホスト向けの民泊運営代行サービスを展開。
東京都を中心として高収入物件を専門に、プロのデザーナーによるインテリアコーディネートから 24 時間多言語対応サポ ート、室内清掃に至る完全運営代行サービスを提供していた。
IRリリース
株式会社アエリアのIRリリースによると、両者の事業をともに成長させるための連携に向けた協議の中で、TWIST がアエリアのグループに加わり、不動産事業の拡大を進めることが最善策であるとの合意に至り、全持分の取得を決定したという。
民泊新法の成立を受け事業を加速させるか
住宅宿泊事業法(民泊新法)が6月に成立したことを受けて、事前に届出等を行うことで年間180日以内に限り民泊の運営ができるようになる。
これを受けて、民泊プラットフォームを運営するAirbnb(エアービーアンドビー)やHomeAway(ホームアウェイ)等は一斉に歓迎するコメントを発表。
楽天LIFULL STAYも参入
6月下旬には、楽天とLIFULLが共同で新会社「楽天LIFULL STAY株式会社」を設立し、国内における民泊事業に参入することを明らかにするなど大手企業による民泊事業参入も増えてきた。大手企業による民泊事業への参入は民泊新法の施行に向けて増えることは確実で、アエリアも不動産事業・民泊事業の拡大を狙う。
同様の買収は今後増えるともみられ民泊関連の買収では、昨年12月に韓国ホームクリーニングスタートアップのWaHomeが民泊清掃代行サービスのHouseCareを買収していた。
http://airbnb-marketing.jp/airbnb-rakuten/
まとめ
アエリアが民泊代行会社を買収。これから益々、大手企業が高級志向の民泊事業に参入するだろう。