エアビで違法民泊を見分ける方法とは?エアビのほとんどのリスティング物件が無許可で違法物件です。もちろん、旅館業法や特区民泊の登録物件の場合もありますが9割以上は無許可で運営している現状。
簡単な方法で違法物件かどうか見分けられる方法があります。
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エアビで違法物件を見分ける方法とは
エアビの登録物件で旅館業法や特区民泊の登録をしていない物件を対象に違法物件の見分け方を紹介します。
エアビのリスティング写真に建物の外観写真がない
エアビの違法物件は建物の所在地を特定されることを気にしています。通報の対象や保健所の立ち入りを防ぐために、わざと所在地や建物の外観を載せていません。こうすることで予約してきたエアビゲストだけに宿泊する住所を教えることができます。
エアビゲストからすれば、外観写真があった方が宿泊場所がわかりやすいです。あえて、写真に載せないということは、載せられない理由があるということです。
そういったエアビ物件は、違法リスティングの可能性が高いです。エアビ登録物件の9割が違法物件なので、外観写真があるかどうかというよりは、外観写真があるリスティングは許可物件の可能性が高いでしょう。
エアビホストに違法かどうか直接聞く
日本国内では直接メールして聞いてしまうという手もあります。
「こちらの宿泊物件は、旅館業法の許可もしくは特区民泊の登録物件でしょうか?」
とメールすれば、対応してくれるでしょう。
多くのホストは、保健所の調査を怖がっていますのでメールの返答はないと思います。
メールの返答なし=無許可物件ということです。
エアビのプロフィールに顔写真がない
人物の特定を避けるために顔写真を掲載していないことが多いです。ですが、最近はあまりにも無許可で違法リスティング物件が多いために、気にせず顔写真をプロフィール掲載しているホストも多くなってしまいました。
そういったモラルにかけたエアビホストが多くなったので、顔写真の掲載の有無だけでは区別できないほど違法リスティング物件は多いです。
顔写真がないホスト=無許可リスティングの可能性が高い。
民泊でも許可物件はBooking.comなどのOTAサイトに掲載している
エアビに掲載している物件でも、その他の国内OTA予約サイトに登録可能です。
旅館業法の許可取得物件や特区民泊の登録がある物件の場合は、Booking.com,Expedia,agodaなどの海外OTAサイトにも掲載可能です。こういった許可物件はAirbnbと同時に予約受付していることもあるので、どちらから確認してみると良いでしょう。
Booking.comで検索した場合は、アパートメントというカテゴリから民泊物件やエアビ登録物件を探すことができます。
Booking.comに掲載するためには、旅館業法の許可もしくは特区民泊の許可が必要なので、安心して予約をすることができます。
エアビ社は違法リスティングを排除しないのか
現在、エアビに登録されている9割のリスティングは違法で無許可です。そういったことからエアビ社が無許可リスティングを排除してしまうと商売あがったりになってしまうでしょう。
こういったことからエアビ社は、無許可を排除したいが、排除すればエアビ社自身の収入が激減してしまうというジレンマがあります。
2018年に予定されている民泊新法の施行によって、許可物件ではないリスティングは営業日数規制がかかり年間180日以下に制限されます。
しかし、無許可物件でも掲載が継続できるとすれば、エアビサイト内でもまだまだ違法物件はなくならないでしょう。
エアビで予約した後でわかる違法民泊
エアビで予約が完了した後に、エアビホストが違法で無許可だということがわかることもあります。予約が完了した後に、エアビホストからこういったメッセージが来る場合は要注意です。
「ご予約ありがとうございます。予約したリスティングについて、現地の管理人や待機している人にエアビで予約してリスティングに関して質問しないでください。」
「予約して頂いた鍵のとりあつかいですが、マンション管理組合との関係で手渡しとなっています」
こういった文章を送ってくるエアビホストはだいたいが違法で無許可で運営していることが多いです。
予約した後に、不信に感じた時はエアビ社に連絡するかホストに直接問い合わせることをおすすめします。
しかし、現在のエアビ利用は暗黙の了解で違法リスティング利用となっていることがほとんどでゲストがわざわざ違法かどうかということを気にしていないケースも多くなっています。
エアビで無許可物件を予約するリスクとは
別にエアビホストが無許可であろうと関係ないと思っているエアビ利用者も多いですが、リスクは常についてまわります。
マンションで無許可営業しているエアビのリスティングは、周辺住民に通報されてしまうと営業停止の指導を受けます。そうなってしまうと完了していた予約はすべてホストからキャンセルされてしまうので、エアビゲストにも危害が及ぶでしょう。
利用するエアビゲストには関係ないと思っているかもしれませんが、実はリスクをとっています。
まとめ
エアビ登録ホストの9割が違法リスティングなので、許可されているホストを見分けるのは難しいです。外観の写真を掲載しているリスティングは法律で許可されているの可能性がかなり高いので参考にしてください。
違法リスティング内で起こった事故や事件については、エアビホストは責任を負わないでしょう。ほとんどのエアビホストは保険未加入ですので、宿泊する施設を探す場合は、ある程度リサーチしてから決めましょう。