Airbnb(エアビーアンドビー)が福岡市“宿不足”を民泊で解決する?交流増やす「ラボ」設置

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airbnbエアビーアンドビー

Airbnb(エアビーアンドビー)が福岡市で宿不足を民泊で解決しようと

ホームシェアリングラボを開始しはじめる。Airbnbと福岡市が協力して

ホテル不足を解消する新たな一手を作りだす。

福岡市でするホームシェアリングラボとは

airbnbと福岡市

Airbnbが、ホストと宿泊客などが交流する取り組み「ホームシェアリングラボ」を福岡市で始める。「街ぐるみでの宿泊を実現し、潜在的な宿泊需要を吸収する」。

民泊仲介大手のAirbnb日本法人は5月19日、ホストと宿泊客、地域団体などの交流を促す取り組み「ホームシェアリングラボ」を福岡市で始めると発表した。定例会やイベントを開催し、ホストと宿泊客がマッチングする機会を増やすなどして、民泊による地域活性化につなげる考え。音楽コンサートなどイベント開催時の宿泊需要も狙う。

ITmedeianewsより引用

つまり、Airbnb日本法人が福岡市の宿不足の解消を一手になってやろうということだ。

ライブやイベント時に宿不足時の緊急対策としてAirbnb物件が使えるように、ホストや宿泊する客、地域団体の理解のためにつくられたのが「ホームシェアリングラボ」。

必要な時とは?音楽コンサートやイベント開催時

airbnb エアビーアンドビー

Airbnbの長田英知さん(ホームシェアリング事業統括本部長)は「福岡市ではイベント開催時の宿泊施設不足が深刻」と指摘する。同市では今年2月、国公立大学の入試日と音楽グループ「三代目J Soul Brothers」「RADWIMPS」のコンサートの日程が重なり、受験生が泊まる宿が不足。同市が電話相談窓口を開設するなど対応に追われた(関連記事)。

ITmedeianewsより引用

過去に福岡市で人気の「三代目J Soul Brothers」や「RADWIMPS」のコンサート日程と受験日が重なり、受験生が泊まる宿が不足したことがあったようだ。

以前の福岡市での宿不足の原因は、国公立大学の一般試験(前期日程)と薬剤師国家試験が行われる2月25~26日とライブイベントが重なったことによるホテル予約の困難と思われる。

街ぐるみで必要なのか

airbnb エアビーアンドビー

長田本部長は「今回、国際会議の支援を通して街ぐるみでの宿泊を実現し、潜在的な宿泊需要を吸収する」「地域との交流や食、自然、文化などに触れる機会を増やしたい」などとコメントしている。

ITmedeianewsより引用

Airbnbが街ぐるみで必要かどうか疑問に感じるのは、私だけだろうか。一年に数回行われるライブイベントや国家試験のために、近隣住民の安住が危機に面することになる。国家試験はともかく、ライブイベントに来る客のためにお隣で馬鹿騒ぎするのを福岡市民は黙っているだろうか。

いきなり自分の隣のマンションや一軒家が、ライブ前夜のどんちゃん騒ぎのパーティ会場化することを考えると、多くの市民は反対するのではないだろうか。一部の金儲けがしたいホストからすると知ったこっちゃない問題かもしれないが、隣宅でパーティをされる側からすれば、たまったもんではない。デメリットしか存在しないからだ。

 


福岡市は協力体制 旅館業法は一部改正

法律が改正

福岡市は昨年末、旅館業法施行条例を改正し、民泊サービスの規制を緩和。1つの建物内に一般住宅と宿泊施設が混在することを認めるなどして、営業の活性化を促している。

福岡市ではAirbnbをしやすいように旅館業法を一部改正した。ゲストと宿泊オーナーが同居できるような改正がなされた。つまり、条件によれば住居と旅館施設は混在してもよい場合があるということ、フロントが要らない場合があるということです。

福岡市旅館業法施行条例を改正しました

旅館業法

改正内容

旅館施設と住居との混在を禁止する規定や簡易宿所において帳場(フロント)の設置を義務付ける規定について,一定の要件を満たした場合はこれを適用しない等の基準の緩和を行いました。

施行期日

平成28年12月1日

Airbnbが解決策になるのかどうか

福岡市の女性

福岡市での問題は、大学の試験日程とライブコンサートの日程がかぶったこともよるものから、起こった宿泊施設不足だった。はたして一部の旅館業法規定の改定からAirbnbホストがわざわざ許可をとりにくるかどうかは別問題なのではないだろうか。

現在、福岡市内で稼働しているAirbnbは、許可がないまま営業している宿泊施設がほとんどだろう。許可を取得すれば、納税義務もかかり、固定資産税は住居の特例が使えなくなる場合が多いため、無許可で営業した方がホスト側にもメリットが大きい。ゲストも安く施設が使用できるために、違法の上でWIN-WIN関係がなりたってしまっている。

状況としては、麻薬の売人と買人が存在していることと似ているのではないか。だが問題は利用者に罪の意識はなく、それを利用する方は罪に問われないところだ。

 


福岡市

福岡市での新規参入のAirbnbホストを考えても、年に数回あるライブコンサートや試験の日程のために、Airbnbを始める人達がいるかどうかも怪しいところだ。もし始めるとすれば、開業資金もかかる上に、売上のめどがたたなければ継続する意味もないからだ。

1年のうち、福岡市で宿泊施設が足りない日程だけ予約が取れたらよいというホストもいないと思う。

Airbnbをこれから始めるホストにとっては、開業資金の調達、市場の飽和、マネジメント面の不安などでデメリットが大きい。

一部の日程の緩和策として、Airbnb導入で解決できるとすれば、相当数の施設数が必要になるはずだ。そういった状況をホスト側から客観視すると、市内のAirbnb業界は飽和してしまって、ビジネスとして成り立たなくなってしまった時ではないだろうか。

行政からすれば問題は解決するが、ホストがビジネスとして継続する意味はなくなる。

日本人が使用するかどうか

日本の民泊

現在のAirbnbの使用者の多くは訪日外国人の旅行客だ。国内の日本人がホテルの安心感よりも日本人ホストの経営する「家」に宿泊するかどうかも疑問に思える。

ホテル満室、ネットカフェ満室、カプセルホテル満室、地方のホテル満室、ファッションホテル満室の後、最後の一手としてAirbnbを使用するというパターンが多いのではないだろうか。

これからのAirbnbの変化次第で選択肢の順番は変わるかもしれないが、浸透するには時間がかかりそうだ。

まとめ

Airbnbと福岡市の連携があり、旅館業法の一部も改正がなされた。

民泊が増えれば、一部の日程で問題が解決するかもしれないという思いと、解決した時にはビジネスとしてなりたたなくなる民泊というジレンマが存在する。

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