Airbnb(エアビーアンドビー)のためにできたような法律、民泊新法(住宅宿泊事業法)が可決されました。民泊するのが簡単になるという感じだと思っていたらそうでもないようです。
一番ネックの180日営業日数規制があるので、届け出をしてビジネスしても利益がでないといった状態になるのは目に見えています。
Airbnbホストに残された道は2つ。届け出して180日以上で違法営業するか、届け出しないで無許可で営業を続けるかです。
もしくはビジネス以外に他の理由があって、Airbnbを続けるホストがいるのかも。
まさかのAirbnbホストが盗撮の話。
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エアビで盗撮
Airbnbに登録されているカリフォルニアのアパートの部屋でドイツ人女性が部屋で裸の姿を隠しカメラで撮られたとしてAirbnbを提訴した事例があります。一緒に泊まっていたパートナーの会話も録音されていたそうで、部屋の持ち主も訴えているそうです。
エアビの1か月の滞在中は、夜寝る前に衣服を何もつけずに過ごしていたということ。ドアや窓を施錠していたのでカメラを発見するまでは盗撮されていることは全くきづかなかったということです。
滞在しているある時に、リビングの棚から謎の光が漏れていることに気づき、棚を調べたところ、棚に置いてあるろうそくの間にリモートコントロール可能なカメラが設置してあったそうです。見つけた当時、カメラは起動中で、広角レンズでリビングの様子を広くとらえているとわかったそう。カメラの映像は録画されており、部屋の中で裸にあるいている様子や会話の内容まで撮影されていました。更にリモートコントロールでカメラの操作も可能だった。
Woman sues Airbnb after finding hidden camera in her rental
ゲストは部屋を裸で歩いていた様子が撮影されていたことに深く屈辱をうけたと怒りをあらわにしています。カメラがリモートコントロール可能だったため、自分の姿がネット上で拡散することを恐れて、Airbnbを訴えました。
Airbnbが部屋や貸主に対する調査を怠り、プライバシー保護おに関する法律を破って貸主に苦痛を与えたという理由です。
告訴状には、「いくつかの証拠が示している通り、部屋の貸主がカメラを使ってゲストの姿や会話内容を傍受していた」と記されていますが、証拠の詳細に関しては触れられていません。
なお、Airbnbの広報担当は、「Airbnbはプライバシー問題を非常に真剣に受け止めています。Airbnbで部屋を貸し出したいユーザーは、部屋の状態が現地の法律に準じていることと、ゲストのプライバシーを尊重するという誓約を行う必要があります」とコメントしています。
参照:GIGAZINE
盗撮動画や画像は売れる
Airbnbホストが変態の場合は、撮影した動画を個人で所有して保管することもあるでしょう。その他には、ホストがそういった画像や動画をネット配信して、お金を稼ぐことも可能です。
世の中に色々な変態が多いようで、マニアに向けて配信するサイトなんかあったりします。
注:リンクはアダルトサイトです。
自分達が知らない間に撮影され、ネットで動画配信されているなんてこともありえる話です。Airbnbホストは、宿泊料と動画配信料でお金を稼ぐことができるので、変態丸儲けということになります。
盗撮ホストにとってはいいバイト
盗撮動画をインターネットサイトで配信すると、そういったマニアに沢山閲覧されます。アダルトサイトでは配信した動画の再生数に伴って、広告収入が発生する仕組みになっています。ゲストの裸動画をネットで晒せば金になるわけです。
韓国旅行者が日本で盗撮被害に
2016年9月8日、韓国・東亜日報によると、世界各国で利用が広がる宿泊施設の仲介サイト「Airbnb」で宿を予約した海外旅行者から、盗撮被害の訴えが相次いでいる。
大阪のAirbnb物件を利用した韓国人旅行者が客室内にカメラを見つけたと日本旅行者が集まるコミュニティサイトで公表した。内容は、韓国人のホストが提供するマンションの1室で、防犯設備が整っており、女性に人気が高い物件だった。
ゲストもAirbnbの利用者のレビューを信じて物件を利用したが、最終日、ベッドとの下からトイレ方向に向け設置されたカメラを発見した。すぐにAirbnbホストに抗議したが、言い訳は「玄関方向に向けた保安用のカメラだ」と開き直られたという。
スイスを旅行した韓国人女性キムさん(32)も、自分の映像が知らぬ間に流出するのではと不安にさいなまれている。Airbnbで家1棟をまるごと借り室内を裸で歩くなど気楽に過ごしていたところ、宿泊2日目、ブラインドの陰で防犯カメラが作動していることに気付いたのだ。
キムさんはAirbnb本社と韓国支社に宿主への対処を求めたがなしのつぶて。今月に入り再度支社に電話したところ、「このホストは警告を受けた。追加措置を望むなら本社に連絡を」との回答だった。
記事によると、韓国でも利用が広がるAirbnbだが、対策としては「施設にある監視装置についてゲストに知らせ、必要な場合に同意を得ること」との記載がホームページにあるのみという。
ゲストに対して室内にカメラがあると物件内容に記載しておけば、後で発見されても「防犯用に設置しています」と言い逃れできるような気がもする。Airbnb本社としてはそれぐらいしか対応できないのだろう。
Airbnbは、マニアのホストに対しては優しいのか。
韓国のネットユーザーコメント
「スイス警察に通報すべきだ。韓国大使館の人間は助けもせずに何をしてる?」
「本社のある米国で訴訟すればいいよ。数百万ドルは取れる」
「すぐに宿泊営業をやめさせるべきだ」
「安かろう悪かろうだ」
「先進国も変わらないね」
「海外は盗撮天国だという事実を知らなかったのかな。ピュア過ぎるよ」
「どこに行っても監視され、プライバシーを侵害される現実。こういう問題は多過ぎて目新しくもないな」
「一度Airbnbを使ってみようと思ってたけど、大変な目に遭うところだった」
「海外の韓国人経営の宿にもひどい所が多い」
「ホテルに泊まればいいだろう。財布事情によって適当なホテルを選べばいいものを、なぜそんな所に泊まるのか理解できない
参照:
エアビで盗撮ホストは簡単
一応、書いておきますが、著者にはマニアの趣味なんかありません。法律に触れることで金儲けなどしたくもないです。ですが、やろうと思えばAirbnbホストでは簡単です。
アマゾンでカメラ検索
盗撮カメラが実際に販売しているかアマゾンで検索してみる。
1513件もヒットしました。しかも安い。4000円前後でカメラが買えてしまうので、世の中もマニアの見方です。気軽に盗撮できるこの世も末です。
盗撮マニアにとって
Airbnbホストが盗撮するというよりは、マニアがAirbnb物件を所有もしくは賃貸して撮影する方が多いかもしれません。動画や画像がほしいマニアにとって、女性ゲストが自ら物件を予約してくるのですから、こんなおいしい状況はないでしょう。鴨がネギをしょってやってくるとはこのことです。
軽犯罪法違反
公共の場所以外(住居・浴室・脱衣所・便所など)での盗撮行為は、軽犯罪法の覗き見の罪が当てはまるでしょう。普段衣服を着用しないであろう場所を覗き見る行為が罪に問われます。
個人宅内を無断で盗撮したり、風俗店内での行為をこっそりと撮影することがこちらに当たります。場合によっては、建造物等の侵入罪が問われる可能性もあります。
参照:
換気扇の中や造作物に盗撮カメラ
少し調べたらわかるようなところにカメラを設置するようなアホなホストは少数で、絶対にわかりそうにないところに設置してあることがほとんどでしょう。
換気扇の中や建造物の造作物の中など、ゲストが調べられないところや分解できないところに設置してあることが多いのではないでしょうか。
まさかのスピーカーの中かもしれません。
盗聴器・盗撮器発見高感度センサープラスガード
どうしても民泊を使用したい女性やAirbnbを利用する機会が多い女性は、発見機を持ち歩くのがいいでしょう。
民泊使用頻度が低いゲストが、わざわざ買う必要もない気もしますが心配なら一つ購入しておくことをおすすめします。3000~5000円程度なので、価格もそこまで高くありません。
まとめ
Airbnb物件で盗撮にあう場合は少ないと思いますが、そういった心配があるならお金を払ってホテルに宿泊しましょう。
どうしてもAirbnbを利用したい女性は、発見器具を携帯すること。安心して室内で裸になることができます。