こういった形でAirbnb「エアビーアンドビー」を運営するのもありかなと。大阪で利益をとらず、困った患者の家族に対して宿泊施設を提供しているファミリーサポートハウスというものを知りました。
Airbnb エアビーアンドビーブログでは、ファミリーサポートハウス桃谷を応援します。
どうやって競合をつぶそうか、日々考えているAirbnbホストとは目的が違うようです。
民泊業界は、金儲けばかり考えているAirbnb(エアビーアンドビー)ホストしかいないと思っていましたが、慈善活動を前提に宿泊施設を運営している方もいるんですね。
普通に尊敬します。
NPOとかになれば、もっと活用できるかもしれませんね。
Contents
ファミリーサポートハウス桃谷とは
大阪の病院で治療する患者の家族に宿泊施設を提供しているのが「ファミリーサポートハウス・桃谷」。
遠くから来て長期滞在する必要がある家族の負担を軽減しているという。
ファミリーサポートハウスを開設したきっかけ
運営する稲垣三千穂さん(59)が解説したきっかけは、6年前に奈良に住むいとここが家屋の修理中に屋根から転落し、けがをして大阪市内の病院の集中治療室(ICU)に入ったことだった。
病院側から「いつでも駆けつけられる場所にいてください」と言われたが、近くに適当な宿泊施設がなく、稲垣さんが自宅に一週間泊めてあげた。いとこは無事に治療を終えたが、遠方の患者や家族が安心して宿泊できる場所がないことに気づいたという。
中古の3階建て住宅を自費で購入
サポートハウスは2014年の1月にオープン。JR大阪環状線・桃谷駅から徒歩2分の立地。ベッドなどは知人から譲り受けるなどしたそうだ。
宿泊できる部屋は3部屋あり、最大6人が宿泊可能。共用スペースは、ダイニングキッチン、浴室、洗面所、トイレなどがあり、自炊も可能ということ。
宿泊費用はとっていない
ホテルや旅館ではないので宿泊費用はとっていない。清掃代金と光熱費などの実費として一泊1人1000円のカンパ。入院や通院を証明できるもの(病院の領収書や予約票など)があれば、誰でも泊まることは可能。
無料にしたいが、かえって気をつかわれるのでカンパをもらっているという。
オープン前にも利用者が
オープン前に横浜市の女性が利用。大阪出身だが実家はもうなく。大阪の介護施設に入った高齢の母が大腿骨骨折で入院。看病に来たが適当な宿泊場所がなかったという。その後も継続してファミリーハウスを利用してる。
男性がん患者
和歌山の60歳男性がん患者は、治療実績などの情報から大阪府立成人病センター(現大阪国際がんセンター)で治療することにした。通院や妻のつきそいのため、昨年10月から月額10万円のウィークリーマンションを2か月弱借りた。
経済面に負担が大きく、もっと安い宿泊所を探している時にサポートハウスを知り、10泊以上利用している。
「金銭面で負担が少なく、助かる」と話している。
これまで北海道や四国などからも利用者がある。
サポートハウスは知名度が低い
家主の稲垣さんはカンボジア難民支援やタイの女児人身売買の問題に取り組んだこともある。サポートハウスは今のところ、知名度が低く、施設の維持費は持ち出しの状態。
「すごく助かったという声を聞くと、やっててよかったと実感する」と話している。
ピアノサロン・エリザベート
ピアノスペースも完備している。音楽仲間の集まりやミニコンサート、個人練習などに利用できる。料金は1時間1000円、3時間2500円。サポートハウスの維持費になるそうだ。
ファミリーサポートハウス桃谷 グーグルマップ
ファミリーサポートハウス・桃谷
名称由来:遠方から病院に来る患者の家族を支援する家の意
所在地:大阪市生野区桃谷1-5-27
電話:090・8536・9164
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